さっぱりおつまみ!ししゃもの南蛮漬け
本当はししゃもじゃありません。キャッペリンというキュウリウオ科の魚で、カラフトシシャモという名前で売られています。
正真正銘のししゃもは北海道の太平洋側の一部にしか生息していません。限られた幾つかの川を遡上して産卵しますが、漁獲量は少なく貴重品です。北海道の鵡川町が産地として有名で、「鵡川のししゃも」と言えば最高級のブランド魚です。プチプチとした卵の食感が好まれるのでカラフトシシャモの干物は全部が雌ですが、本物のししゃもは、身の味は雄の方が良いので、卵を持たない雄の干物もあります。
とは言え鵡川に限らずししゃもはおいそれと手を出せる代物ではないですし、カラフトシシャモでも十分おいしいので悩む必要はありません!。こんがりと焼いて甘酢に漬ければキャッペリンも負けちゃあいません。熱々をすぐ食べてもいいですし、冷蔵庫で一晩置けば、卵にじんわりと酢が染み込んで立派な先付の風情にもなります。
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おつまみの材料(2人分(作り置き分含む))
ししゃも | 12~16尾 |
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赤、黄パプリカ | 各1/4個 |
玉ねぎ | 1/4個 |
赤唐辛子 | 1/2本 |
酢 | 20ml |
味醂 | 5ml |
醤油 | 10ml |
出汁 | 10ml |
砂糖 | 小さじ1 |
さっぱりおつまみ!ししゃもの南蛮漬けの作り方
手順1
フライパンにオーブンシートを敷き、ししゃもを並べます。
手順2
中火で片面ずつじっくりと焼きます。
手順3
ししゃもを焼いている間にパプリカと玉ねぎを千切りにします。
手順4
ガラスかホーローの器に千切りの野菜を入れ、小口切りの赤唐辛子を加え、混ぜ合わせた調味料を注ぎます。
手順5
ししゃもに火が通ったら熱いうちにタレに漬け込んで完成です!
家飲みおつまみ完成!
ししゃもは生焼けでいじると腹が破れて子が出てしまいます。
片側がしっかり焼けたらそっと返してもう片側を焼きますが、何度もひっくり返さずじっくりと焼きましょう。
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